■トヨタ新型「ランドクルーザー ミニ(仮称)」どんなクルマになる?
2023年8月にトヨタは、新型「ランドクルーザー250」を世界初披露しました。発売は2024年前半を予定しています。
【画像】「えっ…!」 これが新型「ランクルミニ」こと斬新デザインの「コンパクトSUV」を画像で見る(36枚)
その発表イベントの最後に、プレゼンを行っていたトヨタの取締役・執行役員デザイン領域統括部長のサイモン・ハンフリーズ氏は、「カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」と説明。それにあわせて、2つのクルマのシルエットがステージのメインディスプレイに映し出されました。大きなクルマと小さなクルマ。「ランドクルーザー」の未来を示唆する2台です。
この2台のうち、大きい方はすぐに正体が判明しました。発表の2か月後となる2023年10月開催の「ジャパンモビリティショー2023(JMS2023)」にて公開された「ランドクルーザーSe」でした。
全長5.1mを超える堂々たる体躯に3列シートを備えるEVです。「ランドクルーザー」の伝統のラダーフレームではなく、モノコックボディを持っていることが特徴です。
床下に電池を並べることで、ラダーフレーム同等の強度を得ているということなのでしょう。
「ランドクルーザー」は、基本的に豪華なステーションワゴン、街中で使いやすいライトデューティー、タフに使われるヘビーデューティーという3つの系統を持っています。
現行モデルでいえば、ステーションワゴンが「ランドクルーザー300シリーズ」で、ライトデューティーが「ランドクルーザープラド」と、その後継の「ランドクルーザー250シリーズ」、そしてヘビーデューティーが「ランドクルーザー70シリーズ」にあたります。
そういう目線でいえばEVである「ランドクルーザーSe」は、ステーションワゴンもしくは、ライトデューティーのどちらかになります。
全高の低いスタイリッシュさを見ると、ライトデューティーの可能性が高いかもしれません。
そうとなれば、2023年8月に示唆された“小さな未来のランクル”、言ってしまえば“ランクルミニ(仮称)”は、残りのヘビーデューティーのクルマになるはずです。シルエット的にも、コンサバなオフローダーのように見えます。
そこで気になるのが、その内容です。
改めてサイモン氏の紹介を振り返れば、「カーボンニュートラルへのさらなる提案や、より手に入れやすくできないか、なども考えているのです」とあります。“カーボンニュートラルの提案”といえばEVであり、「ランドクルーザーSe」が該当するでしょう。
そして、その上で「より手に入れやすくできないか」と考えているのが小さい方の“ランクルミニ(仮称)”であるように解釈できます。つまり、EVであり、より手に入れやすい=安価であることが推測できます。
実際シルエット的には、2022年6月にトヨタ欧州が発表した「コンパクトクルーザーEV」がそっくり。コンパクトなことで、電池の搭載量を減らして、価格を抑えることができるのではないでしょうか。
そこで気になるのは、「どの程度、“手に入りやすい価格”で登場するのか?」ということです。エンジン車である、「ランドクルーザー70シリーズ」の価格は国内で480万円です。フラッグシップの「ランドクルーザー300シリーズ」は510~800万円。そして、EVである「bZ4X」は550~650万円となります。
これらの価格を鑑みれば、“ランクルミニ(仮称)”は、エンジン車の「ランドクルーザー70シリーズ」より安いということはないはず。
かといって、「bZ4X」よりも高額であっては、とても“手に入りやすい”とは言い難いでしょう。ですから、価格は「bZ4X」に限りなく近いものになるのではないでしょうか。つまり、550~650万円といったところです。
どちらにせよ、まずはエンジン車である「ランドクルーザー250シリーズ」が登場するのが先。そして、その後に「ランドクルーザーSe」と“ランクルミニ(仮称)”の予告があるはずです。残念ながら、もう少し待つ必要があるのは間違いありません。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
なぜアイドリングストップ“不採用車”が増えたのか? 各メーカーにその理由を聞いてみた。
路線バスの急ブレーキで利用者が転倒! 「移動しないで」と言ったのに、ドライバーに責任を押し付けるのは妥当なのか?
「すごい事故…」 新名神が「一時通行止め!」 大型車と乗用車が「3台とも大破」 トンネル内をふさぐ… 大阪・京都~山陽道方面は「中国道経由」で!
59万円からで「3人乗り」! 全長2.2m級「小型マシン」がコスパ最高! 普通免許&ノーヘルで乗れる新型「トライク」どんな人が買ったのか?
「すごい事故…」首都高が事故で「通行止め!」狩場線でバイク転倒事故 負傷者の救助も…国道1号では渋滞発生中
なぜアイドリングストップ“不採用車”が増えたのか? 各メーカーにその理由を聞いてみた。
ヤマハ 新型「ストリートファイター」発表! 次世代変速機構搭載! 攻撃的で近未来な顔つきの「MT-07」 何が変わった?
「運転中にブレーキを何回も踏む車を見ます。あれは正しいのですか?」投稿に回答殺到!?「教習所で習っただろ」「ヘタクソ運転」の声も 実は「本当に大切なこと」があった!?
ターボ+MT仕様の硬派すぎる911がデビュー! 「ポルシェ911カレラT」の注文受付を開始
『冬こそ注目!』普通? 撥水? 初心者でも失敗しないウォッシャー液の完全ガイド ~Weeklyメンテナンス~
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
さすがにそれはなかったなー
ま、出るまではわからないけど